「アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜」公開記念座談会

7月6日(金)公開の映画『アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜』についての座談会を行いました。NHK『ニャッキ!』の作者で芸大アニメーション専攻の教授である伊藤有壱先生と、ジオラマアニメーターのMOZUさんと一緒に映画の魅力を語らせていただきました。

 

日本を代表する造形・映像作家が語る「アーリーマン」のスゴさと魅力——映画「アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜」公開記念座談会

 

『アーリーマン』は、『ひつじのショーン』や『ウォレスとグルミット』などの面白いストップモーションアニメを制作しているアードマンというスタジオの最新作です。

この座談会で、より映画の魅力が伝わると嬉しいです。

とても面白かったので、ぜひ映画をご覧になってみてください!


ショートショートフィルムフェスティバル&アジアで上映

前にもこちらのブログでお知らせしたのですが、再度お知らせです。

監督した短編クレイアニメ「映画の妖精 フィルとムー」が、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアのキッズプログラムで上映されます!
私は6月23日(土)の上映会に参加する予定です。フィルとムーのプロデューサーでもあるNPO法人World Theater Projectの教来石さんと一緒にトークします。
東京で上映する機会はあまりないので、ご都合の良い日時がありましたらぜひ観に来ていただけると嬉しいです!
下記のサイトから事前申し込みが必要なのですが、上映は無料です!
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2131

 

【日時】
6/22(金)15:40-17:30
6/23(土)11:20-13:10
6/24(日)13:30-15:20

【場所】
iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
東京都世田谷区玉川2−21−1

 

よろしくお願いします!m(_ _)m


シアトル国際映画祭 旅行記 [3]

シアトル国際映画祭 旅行記 [1]

シアトル国際映画祭 旅行記 [2]

 

「映画の妖精 フィルとムー」上映の2日後にクロージングだったので、その間はシアトルの観光に行くことにしました。

私がシアトルにいた期間中、アメリカは4連休でした。上映会場の近くには美術館や博物館などが立ち並ぶ大きな広場があり、連日屋台や野外ライブなどでお祭りのように賑わっていました。私が最近ハマっていたBen & Jerry'sの屋台があったのでアイスとルートビアフロートを注文しました。ルートビアってよく知らなかったのですが、薬みたいな味がしました。上にバニラアイスが乗っていたので、すごく甘かったです。甘くなければまだ飲めたような気がしますが…^^;

また、シアトル映画祭のスタッフの人が、日本語で「カツバーガー」と書かれたTシャツを着ていたので、何だろうなぁと思っていたのですが、映画祭が発行していた新聞を見ていたらカツバーガーのお店を発見しました。気になるので食べに行くことにしました。

ホテルからけっこう離れていたのですが電車も通っている場所ではなかったので、Uberのアプリを初めて使用してみました。Uberはタクシーを予約するアプリのようなかんじで、事前に現在地と行き先を入力して近くにいる運転手の人を呼ぶというアプリです。日本ではまだあまり浸透していないようなのですが(私は使ったことがありませんでした。)アメリカではけっこう使われているようだったので、思い切って予約してみました。混み具合によって金額が変わるのですが、普通のタクシーに比べてかなり安かったです。3分ほどで運転手のかたが到着しました。運転手のかたは、タクシー運転手ではなく一般のかたがやっているみたいです。来てくれる運転手のかたも、事前に顔写真とユーザー評価が表示されるようになっています。

結果的に、英語がうまく話せない私にとってはとても便利なアプリでした。最初は緊張しましたが、スムーズに移動できたので少し感動しました。

そしてカツバーガーのお店に到着しました。メニューの名前が、GodzillaとかTokyoなどが付いた変わった名前のものが色々ありました。私はスタンダードなカツバーガーを食べたのですが、すごく美味しかったです。速攻食べてしまったのでカツバーガーの写真は撮り忘れました。

 

◆カツバーガーのお店

 

シアトルはハエが多くて、店内にもハエがうろついていたのですが、縄張りがあるのかずっと同じ場所をぐるぐる回り続けていました。食べ物があっても全然寄ってこなくて不思議でした。逆に縄張り内に入ってしまうと、ずっと周囲を飛び回るのでかなりウザいです。あのハエたちは死ぬまで同じ場所を永遠に回り続けるのだろうか…

 

その後は、少し気になっていたライド・ザ・ダックという水上バス観光ツアーに行ってみることにしました。最初はバスで、途中から海に入っていくというバスと船が一体になったハトバスみたいなもので、添乗員のかたがディズニーのジャングルクルーズみたいにノリノリで喋るというツアーです。乗り場は2箇所あったので、近いほうに徒歩で向かいました。

途中に手を繋いで歩いている男同士のカップルのかたを頻繁に見かける通りがありました。よく見たら、レインボーな道路や旗が沢山ありました。通りの名前はわからなかったのですが、ここも有名なスポットのようでした。ゲイのストリップのポスターなども見かけました。

その場所からすぐ近くに、少し変わったスタバを発見しました。Starbucks Reserve Roastery & Tasting Roomと書いてあって、外観もメニューも普通のスタバとは少し違いました。調べてみたら、日本でももうすぐオープンするみたいですね。

 

◆スターバックス リザーブ ロースタリー&テイスティングルーム

 

そして、、LGBTストリートからこのスタバに行く途中で、人生で初めてスリの現場を目撃してしまいました…

歩いている時に、真後ろで奇声をあげているちょっとヤバそうな若めの男の人がいたのですが、その男は坂を登っていき、バックパッカー風の男性のリュックのポケットに入っていたペットボトルを後ろからさっと盗みました。そして、盗んだ後にそのペットボトルを投げて笑いながらキャッチしていました…しかもその男はヌンチャクみたいな棒をぶら下げていて、見るからにヤバそうでした。その男が真後ろで奇声を上げていた時も、おそらく観光客として目をつけられていたのかもしれません。シアトルは治安が良いと言えども、油断はできませんね。。ホームレスも多かったのですが、目を合わせたら話しかけてくるかんじでした。

 

そしてようやくライド・ザ・ダックの乗り場に到着です。チケットを買う時にアヒルの形の笛はいるかと聞かれたので、もらって首から下げていたのですが、バスに乗ったら誰もその笛を持っていませんでした。

添乗員のかたは確かにノリノリでした。英語で早口なので何を言っているのかわからなかったのですが、最初におそらく「シアトル以外から来た人は??」と言っていました。よく聞き取れなかったので手を挙げませんでした。その後に「一番遠くから来たのは誰かな〜!?」とおそらく言っていたのですが、皆アメリカ人っぽかったので明らかに私…そこで大きな声で「ジャパ〜ン!!」と言えば良かったと思うのですが、本当に聞き取れているのか定かでなかったので叫ぶ勇気がありませんでした。後ろのほうの人がアメリカの地名を叫んでいて、その後に一番前のおばあちゃんが「ロサンゼルス〜!」と言ったので、添:「あなたの勝ちですね〜!」みたいな流れになっていました。ジャパン…言えなかった。

シアトルをぐるっと回ってから、バスは港に到着してそのまま海の中に入っていきました。海の中に入る瞬間が一番盛り上がるのかなーと思ったのですが、そこは皆意外と普通にしていました。

海の上には家が沢山建っていました。富裕層の別荘なのか、嵐が来た時とかどうしてるのかなと少し気になりました。海の上のクルーズは楽しかったです。

 

長くなってしまいましたが、次が最後です!

シアトル国際映画祭 旅行記 [4]に続きます。


シアトル国際映画祭 旅行記 [2]

シアトル国際映画祭 旅行記 [1]はこちらです。

※この度ブログを有料版に変更したので、携帯からも少し見やすくなったのではないかと思います。


いよいよ「映画の妖精 フィルとムー」の上映編です。

UPTOWNシアターという映画館で、午前11時半からファミリープログラムでの上映でした。

フィルとムーの上映会場はとても広かったです。また、お客さんも沢山いらっしゃっていました。ファミリープログラムだったので、親子連れのお客さんが多かったです。

今回映画祭スタッフのかたには日本人も日本語がわかるかたもいらっしゃらなかったので、英語ビギナー(いつまでたっても)の私に乗り越えられるのか心配でしたが、事前に挨拶文の英語を紙に書いて行きました。

そもそも監督挨拶があるのかどうかもよくわかっていなかったので、現場でプログラマーのかたに質問してみました。すると、「監督の自己紹介とQ&Aがあります」と言われました。

Q&A…それは観客のかたから監督への質問タイムです。通訳の人がいない状況で、Q&A!!どうしよう…!?

しかし、日本の上映会やトークショーなどでは全然質問が出ないことも多いので、私が質問に答えるようなことはあんまりないだろうと気楽に考えていました。

 

◆上映会場のUPTOWNシアター

 

◆上映前のMCのかたの挨拶

 

◆上映を見ているお客さん

 

◆「映画の妖精 フィルとムー」上映中の様子

 

短編14本の上映が終わり、次は監督の挨拶です。上映が終わるとすぐに出て行ってしまうお客さんも多かったのですが、残ってくれていたかたも半分以上ぐらいはいました。

そして監督挨拶が始まるのですが、なぜか英語が話せない私が一番最初に話すポジションに付いてしまいました。やばい…!

挨拶ってどの程度の量を話すべきなのかもよくわからず、とりあえずかなり短めに挨拶しました。他の監督の方々もあっさりめの挨拶をして、速攻Q&Aが始まりました。

 

◆監督挨拶(Q&A)

 

結果的に、子供も含めてお客さんから沢山の質問がきました。手を上げて、指名されてから質問を考え始める子供もいました。笑

監督にとってはすごくありがたいです。でも…私は何を質問されているのかふわっとしかわかりません。涙

しかも、MCのかたの隣に立ってしまったので、毎回私が最初に答えるという状況に…

MCのかたが、お客さんからの質問をわかりやすく私に伝え直してくれるのですが、どっちもわからないんですよね…英語なので…

私は何のために1年以上英会話や英語の勉強をしてきたのだろうと心が折れそうになったのですが、とにかく答えなければ!と思い、必死に答えました。きっと質問の内容と答えが微妙に食い違っていたことだろうと思います。

Adult Swimで自分の新作ショートフィルムが今度放送されます!ということもなんとか伝えました。

そして、上映会は無事終了しました。

上映後には、とても面白かった〜!と話しかけてくれるお客さんもいらっしゃいました。私の英語も少しは伝わっていたのかなと少しほっとしました。しかし、上映後はQ&Aの件でしばらくうなだれました。きっとこのような経験を重ねることで、英語をもっと勉強しようという気になるのではないかと自分に言い聞かせています。

 

シアトル国際映画祭では、映画の上映前に「ボランティアスタッフの方々に感謝しています!」という内容の映像が流れるのですが、その後には毎回お客さん全員が拍手して感謝を伝えていたことも印象的でした。

 

上映は無事終わりましたが、シアトル観光もしてきたのでそちらのレポートも書こうと思います。

シアトル国際映画祭 旅行記 [3]に続きます!


「PACALIEN」Adult SwimのFacebookページにも掲載されました

先日無事「PACALIEN」がAdult Swimで放送されました!ありがたいことに、記念すべき「FLCL」第1話目の直前に放送していだきました。FLCLはアメリカで大人気で、先日の第1話目の放送の際には#FLCLがアメリカのTwitterにトレンド入りしたそうです。

その恩恵にあやかり、PACALIENも多くの視聴者のかたにご覧になっていただけたようでした。

4畳半の激狭い部屋で撮影された小規模な作品が、全米とカナダで放送されたことは本当に感慨深いです。Adult SwimとProduction I.Gさんに感謝です。

 

また、Adult SwimのFacebookページにも「PACALIEN」を掲載していただきました!2日で9万回以上再生されていて、コメントやシェアも沢山されていたのでとても嬉しいです。

自分の作品を受け入れてもらえる場所があるのは本当にありがたいことです。次に繋げられるように頑張りたいです。


「映画の妖精 フィルとムー」スターバックスサイトに掲載

先日参加したシアトル国際映画祭のパートナーであるスターバックスのサイトにて、期間限定でフィルとムーの映画が見れます。

シアトル国際映画祭が終了する6月10日まで掲載されますので、よろしければぜひご覧になってみてください!

Starbucks + SIFF Proudly Present

 

シアトルはスターバックス発祥の地でもあり、街には沢山スタバがありました。

先日映画祭に参加した際にはスタバの1号店に行ってみたのですが、4連休だったこともあるのか連日激混みで、入るのを諦めてしまいました。その時のことも後ほど旅行記に記載しようと思います!


シアトル国際映画祭 旅行記 [1]

監督した「映画の妖精 フィルとムー」の上映で、先日シアトル国際映画祭に参加してきました!

ちょうど仕事が落ち着きそうだったので、せっかくだからシアトルに行ってみたいと思い参加することにしました。

今回は、シアトル映画祭と観光の旅行記を書いていこうと思います。

 

飛行機はデルタ航空で行きました。行きは途中にポートランドでの乗り継ぎがありました。人生初の乗り継ぎです。

話は遡りまして、2011年にロサンゼルスの映画祭に参加した際にもデルタ航空で行ったのですが、途中に機内で急病人が出て、CAの人たちがドタバタし始め、「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」という機内アナウンスが流れました。初の海外渡航だったので、こんなことあるんだ〜…と驚いたのですが、飛行機は1時間ほど飛んでいたのにそこから羽田に引き返すことになったのでした。。

その後飛行機は同じく1時間かけて羽田に引き返し、更に1時間羽田に止まっていました。その頃会社員だった私は仕事の都合でギリギリの渡航スケジュールを組んでいたので、飛行機が羽田に戻った時に、映画祭に間に合わない…と焦り絶望した記憶があります。

乗客は皆飛行機の中で座って待っていたのですが、遠くのほうで救助の人たちがバタバタやってきて、白くなったE.T.を入れたジッパーの袋みたいなものが持ち込まれて、急病人の人がそれに入れられて運ばれていきました。そして飛行機は約3時間遅れで再出発したのでした。そして映画祭のオープニングには間に合いませんでした…

ということがあったので、今回は乗り継ぎもあるので余裕を持った渡航スケジュールを組んだのですが、逆に飛行機は予定より30分早くポートランド国際空港に到着しました。

 

◆ポートランド国際空港。空港内で演奏しているおじさんもいました。

 

そして問題なく乗り継ぎもでき、ポートランドからシアトルへ。

ホテルと上映会場はダウンタウンのほうにあるので、シアトル・タコマ国際空港からはLink light railという路面電車に乗ってウェストレイクセンター駅まで行きました。路面電車といってもすごくスピードが速かったです。途中から地下になりました。

ウェストレイクセンター駅からは、Seattle Center Monorailというモノレールに乗り換えました。Seattle Center Monorailは、広くてゆったりしていました。休日でも混雑していませんでした。

 

◆Link light rail

 

ホテルは、映画祭がオススメしていたホテルがちょうどエクスペディアで安くなっていたので、タイミング良くそちらを予約することができました。上映会場からもすぐ側でした。

若干古めのホテルではありましたが、シアトルだけに1階にはスタバがありました。また、屋上が売りのようでした。

 

◆ホテル Mediterranean Inn

 

◆屋上からの眺め

 

とりあえず問題なく到着できて良かった…。

翌日はいよいよフィルとムーの上映です。シアトル国際映画祭 旅行記 [2]に続きます!


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