昨日はエレファントカシマシ復活の野音に行ってきました。
一言で言うと喜び、感動、そして運営サイドとファンクラブへの大いなる怒り・・・そんなものがこみ上げてきたライブでした。
6時開演だったので5時半に日比谷に到着。会場に到着すると長蛇の列が。チケット転売阻止の為に一人一人身分証を確認するとのことで、入場に手間取っている様子でした。列の後ろにいたスタッフの人が「ファンクラブ会員の人は入場時に会員証を提示してください!」としきりに叫んでいたが、そんなの持って来てない。「え…!?聞いてないんですけど」と思いチケットを確認したが、身分証明書の提示が必要とは書いてあったが会員証が必要とはどこにも書いてない。「入れるのかこれは!?」という一抹の不安がよぎる。すると前の女の人が話しかけてきて、「会員証を忘れたんですけど、なくても入れるんですかね?」と聞かれたので、「私も忘れたんですよね」という会話をする。15分ぐらい並んでようやく身分確認する入り口へ。すると、身分確認するスタッフの人に「会員証を忘れた人はあちらの列に移動してください」と言われ、また別の列に並ばされる。会員証と身分証明書を忘れた人の列らしい。なんかすごいめんどくさい・・・
まあ、入れるということだろう。と安心してまた新しい列に並ぶが、もう開演3分前ぐらいになっていた。しかしライブは毎回10分ぐらい遅れて始まるし、まだこれだけ人が並んでて入れない人たちがいるからどうせ遅れて始まるだろう、指定席だし急ぐ必要はないと安心していたら、6時ぴったりに歓声が聞こえる。えー!!いつも遅れて始まるのになんでこんな日に限って時間ぴったりに始まるんだ!1曲目が始まる。エレカシ復活の瞬間を見逃す。
自分の身分確認の番がようやくまわってきたら、スタッフの女の人に不機嫌そうに「今回は特別に入場を許可しますが、次から会員証を忘れたらもう入れませんから、気を付けてください」と言われる。
「気を付けてください・・・!?気を付けるのはお前らだろうが!!!会員証が必要ならチケットにそう書いとけ!周りを見たら忘れてる人ばっかりじゃないか。ホームページかどっかに書いてたのか知らんが、そんなもん全員が見てると思う方がおかしいだろ。エレカシファンなめんな!!!!」
と、文句の1つも言いたい気分全開でしたが、もうライブが始まっているのでそれどころではなく、「はい」と一言言って急いで会場へ入る。
ほぼ満席の広い会場で全員が立っている中、自分の席を見つけるのに一苦労する。案内係の人が誰もいない。立ち見の所に立っているスタッフの人に「この席はどの辺ですか?」と聞いても、「えーと…隣の隣のブロックあたりにあります」とかアバウトにしか答えてくれない。お前らは何のためにここにいるんだ。
1曲目が終わり2曲目が始まる。
ようやく自分の席を発見。隣は制服を着た中学生ぐらいの男の子だった。母親が隣にいて、母親が熱烈なファンの様子だった。はしゃぐ母の隣で息子は座ってうずくまっていた。たまに立ち上がったかと思うとノリノリで首を振り、少ししたらまた座ってうずくまるというよく分からないテンションだった。
席は中央でステージからは遠いけどまあまあ良かった。
最初は怒りでライブに没入できなかったが、「悲しみの果て」を気合い全開で歌う宮本さんを見て、「今日ここに来れただけでも良かったのだ」と、気が晴れる。
新曲も何曲か披露していて、ライブ的には最高でした。復活のライブでも、余計なことを話すよりたくさん歌を歌って伝えようとする姿勢は好きでした。新曲の「あなたへ」は、とにかく詞を聞いてほしいと言っていました。王道ですが「風に吹かれて」はやはりとても好きです。
エレファントカシマシが復活して良かった。これからも活動が楽しみです。