あと少し…

「さまよう心臓」がギリシャのアテネの「Athens International Digital Film Festival」という映画祭のコンペに入選したそうです!
開催が5月末なのでまだHPにはアップされてないそうですが、ギリシャにもちょっと行ってみたいです。
short short film festivalさんが応募してくださいました。

一昨日は1週間ぶりに家に帰り、編集をちょっとして、また今日からスタジオに一人合宿です。
あと30カットをなんとかして1週間で撮りきりたいと考えています…
今回は撮影が終わるまで家に帰りません。
最後の山場です。 

アニメーション撮影中です。

日々は刻一刻と進んでいく…

私は現在2月に開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭の短編スカラーシップ作品を制作しています。
昨年「さまよう心臓」を上映していただき、その後次回作支援をしてもらえることになり、現在制作しています。
その肝心のゆうばりに間に合うかどうかの瀬戸際で今頑張っています。
作品の概要が16日に発表されたようです。気持ちは焦るばかり。。
このブログでも後ほど作品に関してお知らせしたいと思います!!
今回は色々と豪華なのです。

現在も連日スタジオに泊まり込みでアニメーションの撮影をしています。
1週間泊まって1日家に帰るというサイクルです。
先々週からは一緒に頑張っていた後輩の方々も皆いなくなってしまい、本当に寂しいです。
一緒に頑張れる人がいるっていうのは本当にありがたいことだったのです。

ここは最後の山場だ…騒音や汚さ、寒さなどこの環境に耐えなければ。耐えることが美徳とは思わないが、もはや突っ走るしかない。
本当はもっと時間をかけたい…時間のせいで妥協したくない。でも限られた時間のなかでできることを考えていこう。

あ、あと1ヶ月しかないのか…

作品の提出と上映日があと1ヶ月後に迫ってしまいました。
実はまだ半分ちょっとしか進んでいません。。これまでで一番やばいような…

でも、突っ走るしかないです。
絶対完成させる!

ザ・プロファイラー ナポレオンイラスト

2月16日(水)21:00〜21:59にNHK BSプレミアムで「追跡者 ザ・プロファイラー」という番組が放送されるのですが、今回「ナポレオン“我が輩の辞書は不可能だらけ?”」という回のイラストを担当しました。今回は動きはありません。クレオパトラ、マリー・アントワネットに続きイラストを担当するのは3回目です。司会はV6の岡田さんです。

制作の合間に年末年始ちょっと仕事をしました〜。

BSが見れるかたはぜひ見てくださいー!



2012年 2大劇場で見て面白かった映画

去年も書いたのですが、今年も書きます。
まず、2012年も自信を持ってトップ10を付けられるほど劇場で映画を見れませんでした・・・
2012年はもっと劇場で映画を見ようと思っていたのに。
なので、今年も2012年に劇場で見て面白かった映画2作品を挙げようと思います。
ちなみに2011年の劇場で見て面白かった2大映画は「SUPER8」と「UNDERWATER LOVE-おんなの河童-」です。
ということで2012年の2本は・・・

1. この空の花
2. カリフォルニア・ドールズ

ちなみにこれはランキング形式ではありません。
まず、1の「この空の花」ですが、3時間以上あって長いのですが、けっこうあっという間に時間が過ぎていきました。監督は大林宣彦さんです。終止目が離せない作りになっていました。そして、こんな映画があるのかと衝撃を受けました。ずっと映画に集中しているかんじです。なんでも3000カットぐらいあるらしく、目まぐるしくカットが変わります。カットのつなぎ方もめちゃくちゃで、テレビみたいにテロップまで入ったりするのですが、なんだか映画全体が威厳を放っているのです。そのテロップも、今この「ジャガイモ」っていうテロップ出す必要あるのか?というかんじでけっこうメチャクチャなのですが、そのメチャクチャというのはただメチャクチャにしてもできるものではないと思います。また、こんな荒い合成この時代に逆にどうやってやるんですか?と言いたいぐらいの荒い合成などもあるのですが、それが不思議なことに全く安っぽくなく、むしろすごく迫力があるのです。あんな荒い合成でどうしてあんなに迫力が出るのでしょう。「HOUSE」でも目にしたあの荒い合成は昔の技術だからああなっていた訳ではないんだということにも気付きました。大林さんが確立した1つの手法だと思います。
そしてまたすごいところが、テロップや妙に多いカット割りや荒すぎる合成など色々気になっていながらも感動して泣けてしまうのです。私も隣にいたおばさんも泣いていました。

また、私はワンダーランドへの行き方というところに着目しました。映画には、穴に落っこちたりクローゼットの奥が別の世界につながっていたりなど、様々なワンダーランドへの行き方がありますが、「この空の花」ではタクシーに乗ってワンダーランドへ行っていました。松雪さんがタクシーに乗ったら、いつの間にか外に戦時中の人たちが歩いていて、こんな行き方もあるのかとはっとしました。この、"ワンダーランドへの行き方"というのも映画における1つのテーマたど思います。私の今回の新作でもワンダーランドに行くことになるのですが、その行き方というのはけっこう悩みました。そして、私が決めた行き方は・・・こちらは乞うご期待です。ただ、かなり一瞬の出来事です。

次に2の「カリフォルニア・ドールズ」ですが、これは公開が1981年なので挙げようかどうか迷ったのですが、すごく面白かったのと衝撃を受けたので入れてしまいました。監督はロバート・アルドリッチです。DVD化されてないらしく、最後にシアターNで見れて本当に良かったです。
2時間ほどの間に様々な波瀾万丈があり、すぐにのめり込みました。また、最後の試合のシーンに圧倒されました。すごく巧みなアクションつなぎで終止目が離せず、迫力がすごかったです。また、最後はカリフォルニア・ドールズと試合会場の観客と映画を見ている私たちの間に大きな一体感が生まれていたと思います。クライマックスの盛り上がりと言ったらそれはすごいものがありました。ちょうど泣いてる時に映画も終わってしまうんです。アクション映画ではないのですが、最後の試合のシーンを見てアクション映画が撮りたくなりました。


総合するとここ2年を通して劇場で見て1番良かったのは個人的には「SUPER8」です。
あの映画は映画を作ることに興味を持つ人にとってはぐっとくるものがあるのではないか、いや、私にはぐっと来ました。映画を見ながら映画の授業を受けているんだ、スピルバーグからJ・J・エイブラムスへ、そして私たちへと映画が受け継がれていくのだなあと感じずにはいられない映画でした。「SUPER8」は宇宙人の映画というよりはタイトル通り映画の映画だと思います。
また、2012年にDVDで見て面白かった2大映画は「ザ・ミッション」と「スペル」です。これらの映画に出会えて本当に良かった。こちらは以前簡単な感想を書きました。

さて、2013年は絶対にもっと劇場で映画を見ようと思います。

明けましておめでとうございます

2013年になりました。

私はフリーランスになってちょうど1年経ちました。
去年は色々なことがありました。
2011年に完成した私のアニメーション作品「さまよう心臓」も2012年に色々賞をいただくことができました。

そして、去年の大仕事はやはりNHKみんなのうた「ヤミヤミ」の映像を作ったことです。
自分の作った映像がこんなに多くの人々に見てもらえたことは今までありません。全国放送で何ヶ月間も流れることのすごさを実感しました。
「ヤミヤミ」は自分が作った中でも唯一今でも見たくなる映像です。制作期間は短かったのですが、色々自分のなかでうまくいったのでかなり気に入っています。
また、やくしまるえつこさんと近藤研二さんという素晴らしい才能を持つ方々とコラボレーションできたことはこの上ない幸せです。私は本当に感動しました。
見た人に楽しんでもらえること、面白いと思ってもらえること、自分でも心から気に入ることができることは本当に大事なことです。そして、人々の心に刻まれる映像を作ることは私の大きな目標なのです。
また、「さまよう心臓」でホラーを作っていた自分が子供も楽しめる作品を作れたということは快挙でした。(怖くて泣いた子供もいるようですが…)

私はスピルバーグとヒッチコックに大きな影響を受けています。
両者とも私は子供の頃から大好きでした。
実は長年抱いていた思いがあり、私が幼い頃スピルバーグから映画によって夢を与えられたように、私も映画によって子供に夢を与えられたら良いなという思いがあります。
なので、NHKみんなのうたのような子供番組で自分の映像を流していただけたことはその思いに近付くチャンスであり、本当に良い機会でした。

そして今年はまた新しい短編アニメーション映画が完成予定です。
今年はまずはその短編の完成を目指して頑張ります。

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